セカンドオピニオンに必要な書類の翻訳方法

MSKよりリモートセカンドオピニオンを取得する為に必要な書類の翻訳について紹介します。
セカンドオピニオンに関する問い合わせや申し込みはMSKのwebサイトより自分で行いますが、診断書の翻訳は専門の翻訳業者に依頼しました。

僕は以下の3つタイプサービスを利用し見積りを取得、比較する事にしました。

1.日本国内の翻訳会社
2.ニューヨークの翻訳会社(MSKのサイトから直リンクで紹介)
3.クラウドソーシング(ランサーズ)でフリーランスの翻訳者

比較ポイントは主に以下の3点ではないでしょうか。
「翻訳の精度」「費用」「スピード」

先に結果を言ってしまうと3番のクラウドソーシングで依頼しました。

ひとまず、3パターンの見積りの取り方について僕が行った方法を紹介します。

<3パターンに共通の準備>
⚫︎病院から必要書類をもらう
病院へセカンドオピニオンの取得に必要な診療情報提供書(紹介状)を発行して欲しい旨を主治医に伝えました。
そして数日後、主治医に書いてもらった「診断書」と病理検査の結果を報告する「病理検査のレポート」の2種類を頂きました。

⚫︎書類をOCRでテキストデータ化
貰った書類はインターネットで翻訳業者から見積もりを取る為にテキストデータ化しました。
書類をスキャンしgoogleドライブのOCR機能を使ってテキストデータに変換しました。
※ 「googleドライブ OCR」と検索するとその方法の解説サイトなど見つかると思います。
初めて使いましたがかなり正確に変換できました。
変換したテキストデータをプリントアウトしを原稿と照らし合わせ校正をし、.txtのテキストファイルを完成させました。
これで事前の準備は完了です。

さて、ここから業者の探し方を3パターン紹介します。

1.日本国内の翻訳会社
まずは良さそうな会社をgoogleで探してみました。
「翻訳 医療」と入力して出て来た検索結果で広告の表示が付いていない検索結果の最上位の業者に見積もりを依頼しました。
翻訳ユレイタス https://www.ulatus.jp/
医療翻訳も得意としている感じで、翻訳のクオリティーも三段階の設定があり、「翻訳のみ」「翻訳+校正」「翻訳+出版レベルの校正」となっており今回の自分の目的には「翻訳+校正」と言う中間のクオリティーで十分と思いました。
申し込みフォームに必要事項を記入し原稿ファイルを送ると数時間後には見積もりが届きました。

今回依頼した病理レポートは1014文字で金額は17,743円
校正なしの翻訳のみなら14,196円
納期は3日間

2.ニューヨークの翻訳会社
MSKのサイトから直接紹介されている翻訳業者がこちら
CP Language Institute http://www.cpli.com/
MSKが直接紹介していると言うことは経験値、クオリティー的には一番良い様な感想を持っていたが…
メニューのServices > Document Translation > Request your free translation quote todayと進んでフォームに必要事項を記入、ファイル添付して送信。
2日待っても返事来ない。
再度同じフォーム記入、ファイル送信。数日待つ、やっぱり返信が来ない!
そして、あきらめました!電話で確認すれば見積もり貰えたかもしれませんが…
多分高いんだろうなと言う気がしてたので、もういいです。

3.クラウドソーシング(ランサーズ)でフリーランスの翻訳者
翻訳業者に依頼しても結局は個人が翻訳するので、フリーランサーに直接依頼できるランサーズでフリーの翻訳者を探しました。

ランサーズ https://www.lancers.jp/
依頼をするにはまずランサーズに登録します。
仕事を依頼するのメニューに進みプロジエクト形式でランサーからの提案を募りました。
僕の依頼内容はこちらです。
https://www.lancers.jp/work/detail/2059573
5日間で18人の方から提案をいただきました。
初日で5件くらいの提案が来ました。
金額の目安を10,000円〜20,000円としていましたが、12,000〜15,000の提案が多かったです。
翻訳者の方プロフィールや提案内容を元に絞り込んでいくのですが、かなり迷いました。
医療関係の翻訳経験が有る、内容を理解し具体的な提案している、適切な金額などで絞り込みしました。
偶然にも自分と同じような境遇を体験された翻訳者の方からの提案を頂き、最終的にお願いしました。

結局僕はクラウドソーシングサイトのランサーズを利用して翻訳をお願いしました。費用は12,150円でした。

<まとめ>
結果的にランサーズを利用しました。僕は以前よりランサーズには登録して別の事でも利用した事が有ったり、自分自身もデザイナーとしてランサーで登録している事もあり、ちょっとランサーズ贔屓なのかもしれません。
費用は思ったより安くすみました。また同じような境遇の方に巡り合うと言う偶然には驚きました。
しかし、最初に述べたポイント「翻訳の精度」「費用」「スピード」で考えるとスピードは間違えなくユレイタスに分があります、また精度の判断も難しいです。
翻訳ユレイタスのサービスも悪く無いと想います。
それにしてもニューヨークの翻訳会社は…

誰かの参考になれば幸いです。

ニセがん卒業?その2

前回のあらすじ

僕がアメリカの病院にセカンドピニオンを取るための情報提供書を病院に依頼。

MRIの撮影に行ったついでに書類できているか確認

受付の電話で主治医と直接話す事になり病理の再検査の結果、病名分かったと言われた。病名は「高分化脂肪肉腫」

今回は、MRIの結果とこの病理の再検査の詳細を主治医に伺ってきました。

「硬化型高分化脂肪肉腫」

と言うのが、病理の再検査で分かり今回伝えられた病名です。
悪性腫瘍(がん)の一種です。

肉腫の発生頻度は極めて低く、悪性腫瘍全体に占める肉腫の割合は約1%。その中に色々な種類、亜種が存在するらしく、一言で言えば「レアな病気」です。
それまでの判定に至った経緯と今回の再検査の結果に至った経緯を説明されました。
その内容がこれ。

詳しい話も聞かせてもらいましたが、とにかく難しい。肉腫の病理の判定って難しいんですね。なんか正解が無い難問のような感じで、結局なんと言われても素人には分からないと言う感じがしました。

<僕の病気の特徴>

●悪性度は低く転移の可能性は少ない。

●治療しても同じ場所に再発する事がある。

●大腿部にあり縦方向に約22cmの大きさ

●治療は手術と重粒子線治療を組み合わせて行う予定。(これはこの病名が付く以前からの方針と変わりない)

さて、どうしても気がかりなのは今回の再検査が行われたキッカケです。今回は検体の採取はしていません、1年以上前に採取した検体を再度検査したら別の結果が出てきた。
僕が再検査をお願いした訳では無く、僕がアメリカの病院にセカンドオピニオンを取る事を申し出て、その話が病理医に伝わった事がキッカケとなり再検査が行われる事になったようです。

これをどう考えるか?

意地悪な見方をすれば、なんで最初からもっとしっかり見てくれなかったんだ!アメリカの病院に持って行くと何か不都合な真実でも有るのか?などと考える事も出来きます。

一方、病院側の事情を汲んでの見方をすれば、
何れにせよ、悪性度が低くいので(すぐに命に関わる様な事は無い)そこまで詳しく調べて無くても大丈夫と言う判断があった。そこで必要に応じた結果を出した。また、病理検査の混雑状況によっては急を要する命に関わる様な案件が優先されるのは然るべきなのかも知れない。と考える事も出来る。

そして、どちらにしても僕はアメリカの病院からセカンドオピニオンを取る事は出来ても、アメリカで治療を受ける事は経済的に不可能だし、それを望んでいる訳でも無い。それを踏まえて考えればアメリカの病院からセカンドオピニオンを取って、その意見も参考にしながら国内で治療する。と言う方向で考えて行くしか無い。

そう考えると、今回の不可解な部分は病院側の事情を汲んで理解するべきなんでしょう。それに、アメリカからセカンドオピニオンを受けた訳でも無いが、その意向を申し出た結果、状況が少し変わった。この事実を伝える事に僕のやっている事の意義があると思う。

こう言う事を公に書いてしまうのは病院には不都合かもしれませんが、患者側にとっては有益な情報だと思います。

それから素人の考えですが、病理の判定はAIに任せた方が良いと言う時代が来るのかもとか思いました。

ニセがん卒業?

どうもニセがん患者ケンモクです。

一昨日MRIの撮影で病院へ行って来ました。
そのついでにこの前頼んだ診療情報提供書をいつもらえるか、受付で確認をしたのですが、その後意外な展開になりました。

しばらく待っていると、主治医と直接話す様に言われ、受話器を渡され…

主治医 :「実は病名がわかりました。高分化脂肪肉腫です」
僕 :「えっ、はぁ?」

と言う事で突然のがん宣告…
書類ができてるか聞いたら「あなた、がんですよ」って告げられてしまった訳です…
なんか新しい!
そしてニセがん卒業?

と、こう言う書き方すると、あんまりなので、補足説明をします。
高分化脂肪肉腫は悪性腫瘍に分類されるものだけど、悪性度は低く転移性は低い。
なので、これまでの特別な処置を取らなかったが特に問題はなかったと説明されました。それは僕も有る程度理解していました。
それから、以前PET-CTを撮った時に6.2SUV-MAXと言う数値が出ていて、その時に低悪性の物かもしれないと言う話も聞いていました。
結局、病理の結果がハッキリしない感じだった為に病名もハッキリしなかった訳で、僕は勝手に「ニセがん」と呼ぶ事にした訳です。
でも、不可解なのは検体の採取をやり直した訳では無いのに、1年以上まえの検体が再検査され病理の判定が変わったと言う事。
こんな事が有るんですね、なんかびっくり!

<これまでの流れ>
●2017年2月切開生検術により病理検査を受ける
●約一週間後病理の結果「悪性の根拠なし」その為特別な処置はせず経過観察となる
その後2ヶ月に1回の頻度でCTスキャン、MRI、PET-CTの検査で経過観察
●2017年4月 造影CT
●2017年6月 PET-CT
6.2SUV-MAXと言う数値から低悪性の腫瘍の可能性を示唆される
●2017年8月 MRI
●2017年10月 CT(造影なし)
●2018年12月 造影CT
●2018年1月 アメリカの病院からセカンドオピニオンを取ってみたいと相談
●2018年2月 CT(造影なし)
●2018年5月セカンドオピニオン取得に必要な診療情報提供書の発行を依頼
主治医に僕がアメリカのMSKからセカンドオピニオンを取る計画を相談するとアドバイスをくれました。

僕のように個人的に依頼しなくても、必要な場合は病院側の判断でアメリカの病院に病理判定を依頼する場合も有るので、院内の病理医に聞けば僕の症状に最も適切なアメリカの病院はどこかわかるかもしれない、どこが良いか院内の病理医に相談してみるとおっしゃってくれました。

で、僕はその病院名を聞いたらリモートセカンドオピニオンの取得の可能性を自分で調べる。と言う事を考えていた訳なのですが…
●2018年6月 MRI
検査のついでに診療情報提供書の催促をすると、病理の結果が変わって「高分化脂肪肉腫」と言われる。

僕がアメリカの病院からセカンドオピニオンと言う話をした結果

1年以上前に採取した検体を再検査

病理の判定が変わった!

???????

明日はMRIの結果と主治医の診察があるので詳しい事を聞いてきます。
今日はひとまず報告でした。

新たな展開になりましたが… クラウドファンディングにご協力いただければ有難いです。

アメリカの病院からセカンドオピニオンを(MSKその3)費用の節約

節約できる予想額は20万円以上!その内訳を紹介します。

ニューヨークのメモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター(以下MSKと省略)より、リモートサービスにてセカンドオピニオンを受ける為の費用を紹介します。
この際、代行業者に依頼せずに自分で直接申し込みをすると20万円以上安く済ませる事が可能と考えています。(現時点ではまだ受けていないので確実ではありません)
英語でのやり取りが必要ですが、僕の英語力でどこまでできるかやってみて、そのやりとりを公開するつもりです。
どの程度の英語力が必要か、代行業者が必要か否かの判断材料にできると思います。

予想する費用の内訳は以下の通りです。

1.MSKのリモートセカンドオピニオン費用
US$2,750≒30万円(削減不可)

2.代行業者の手数料
およそ20万円(削減可)

3.診断書の翻訳費
推定10万円(一部削減可)

僕は代行業者を使わず自分で申し込みする予定です。うまく行けば「2.代行業者手数料」を0円にできると考えています。
「3.診断書の翻訳費」は複数の翻訳サービスから見積もりをとって比較してみたいと思います。ランサーズなどのクラウドソーシングでフリーランスの翻訳者も探してみるつもりです。代行業者にすべておまかせした場合より安くできると思います。

実際にやってみて問題にぶつかる事も考えられるのですが、MSKからのリモートセカンドオピニオンに興味のある方にとって有益な情報を公開できればと考えています。

セカンドオピニオン言い出しにくい問題と解決法

アメリカからセカンドオピニオンを取る方法を調べていますが、それ以前にセカンドオピニオンを取りたいと言い出しにくいと感じている人も多いと思います。

僕なりに考えた問題の原因と解決法を紹介したいと思います。

まずセカンドオピニオンを取ろうとしたら、紹介状やレントゲンなどの画像情報、病理検査のスライドなどが必要になります。それらは主治医に用意してもらうのですが、お願いする事に躊躇してしまう。なぜか?それはセカンドオピニオンを取ると言う事は主治医の診断に対して疑念を持っていると言う意味が含まれているから。
極端な言い方をすれば主治医が信用出来ないと言う意味にも繋がる。

その後に手術などが控えていれば、医師との信頼関係を崩したくないとも思いから遠慮してしまう場合も有ると思う。

 欧米の場合は対等な立場でお互いの主張をした上で信頼関係が成り立つと言う様な話もよく聞くけど、日本の場合はどうしても対等には成りづらく、上下関係を意識せざるを得ない。これは病院に限らず社会全体の価値観と同じだと思う。社会全体とは「自分以外のみんな」ではなく「自分を含めたみんな」の事で、突き詰めれば自分自信の問題なのかも知れない。

この前一人称問題と言う記事を書いたけど、良くも悪くもそれが日本の文化であり特徴だと思う。この社会では、下の立場の者が上の立場の者へ疑念を持っていると言う意味合いの事を伝えるのは、対等な立場の場合とは使うエネルギーが違う。

僕はお医者さんは偉いと思う。年齢などは関係無くみんな偉いと思う。沢山の人の命を救う人は絶対に偉い。だから僕は医師に対しては下の立場からしか物が言えなくなってしまう。

仮に医師の方が全く意識していなかったとしても、自分だけが一方的に遠慮してしまう場合も有ると思う。

だからセカンドオピニオンを取りたいと言いづらい。この問題は解消しにくい。

そんな日本文化の中でもこれならセカンドオピニオンを取り易くなるのではと、思いついた方法がある。

僕のアイデアは診療情報の提供は病院の事務員などが必要に応じて行い、提供の有無は医師には伝わらない仕組みを構築してもらう事。

これが可能ならセカンドオピニオンを取る人は増えるんじゃんないかと思う。

とは言えコストとメリットを天秤にかけるとやっぱり現実的では無いんでしょうか?

アメリカの病院からセカンドオピニオンを(MSKその2)

MSKより早速返信が来ました。

必要な情報を送ってくださいと言う内容で、そのリストが書かれていました。

  1. Photocopy of the patient’s passport
  2. A recent medical summary from the patient’s physician detailing medical history, current condition, and treatment
  3. All medical reports related to your diagnosis in English
    • Radiology reports from the past 3-6 months
    • Laboratory reports within 14 days
    • All treatment records (chemotherapy and radiation therapy)
    • All operative reports and discharge summaries
  4. A copy of the original pathology report (in the original language) and an English Translation (both the original and the English translation of the pathology report must include the following: patient name, date of birth, specimen number, date of the procedure, and hospital name/address where the procedure was completed)
  5. Cover letter with questions (optional – not all questions may be appropriate to answer remotely)
  6. Fee for remotes services: Please see attached Description of Remote Services. Once we have received your medical records and are prepared to move forward, a link will be provided to you to process the credit card payment online through US bank.
  7. Materials required for Pathology Review:
  • Pathology slides (stained), 10-15 unstained pathology slides or wax paraffin block(s), and a copy of the original reports and the translation in English.
  • When submitting pathology specimens (tissue samples), please make sure to send a copy of the original pathology report and an English translation. Original and English versions of the pathology reports must have the following items listed:
  • Patient’s name
  • Patient’s date of birth
  • Date of surgery
  • Specimen Number
  • Specimen part type
  • Hospital/Laboratory name and return address for material
  1. Materials required for Radiology Review: (2 max. reports issued)
  • Radiology images on a DICOM formatted CD
  • Last two recent Radiology Images per modality (EX: the last two images of CT’s, MR’s, US, X-rays and/or PET’s) with corresponding reports in English (All Radiology Materials Must be in DICOM format or the films) Please make sure to identify on each CD the type of test performed, body part and the date(mo抄訳nth/date/year) when the test was performed.

以下抄訳

1.パスポートのコピー
2.主治医より提供された現在の病状とこれまでの病歴と治療内容の要約
3.診断に関する全てのレポート

⚫画像診断のレポート
⚫14日以内のラボラトリーレポート←直訳すれば研究所の報告書だけど何を指しているのか分からない。
⚫全ての治療記録
⚫手術と退院の記録

4.病理診断書の日本語原文と英訳両方(どちらの書類にも患者名、生年月日、検体番号、日付、検査をした病院名と住所が必要)
5︎.カバーレターと質問(オプション)
6.リモートサービス費用 (診断の準備が出来るとオンライン決済のリンクが送られます。)
7.病理診断用の材料
(スライド、組織標本などの材料と病理診断書の日本語原文と英訳両方)
↑診断書は上記4.と同じ物で良いと思う
1.画像診断の材料(2つまで 例CT, MRI, レントゲン, PET)
DICOM形式の画像データCDまたはフィルム(画像検査の種類、体の部位、日付が必要)
↑なぜか8.でなく1.なのは多分間違いだと思う

ちょっと分かりづらい部分はあるけど、ひとまず県立がんセンターの先生にお願いして診療情報提供書をお願いしました。
通常の国内のセカンドオピニオンの場合と同じ内容の書類を用意して頂き、それをプロに翻訳してもらうつもりです。

それから添付ファイルとしてリモートサービスの料金やオプションなどが書かれたPDFファイルが来ていました。

Description of Remote Services

料金を抜粋すると

The cost of an MSK Remote Second Opinion is $2,750 USD
病理のレビューと画像レビューそして推奨する治療法を書面で送るサービス

MSK Remote Second Opinion with Video Consult is $5,250 USD
ビデオ通話セカンドオピニオンサービス

The cost of a Pathology Consult is $500 USD
病理レビューのみ

advanced pathology testing is necessary, the cost is $1,000 USD
高度な病理レビュー(必要な場合)

それ以外にも、独自の遺伝子スクリーニング検査や、Integrative Medicine Consultと言う統合医療(具体的にはエクササイズや食事、鍼やマッサージなどのアドバイス)などのオプションが有るようです。

僕はが受けてみたいのは、標準的なリモートセカンドオピニオン、または単独の病理レビューです。

また、面白いと思ったのはIntegrative Medicine Consultと言う統合医療相談。日本では民間療法に分類される鍼治療なども選択肢に入るようです。最新の西洋医学的視点で代替医療の様な治療法を取り入れるアドバイスがもらえるかも知れない。おそらく日本では制度的な理由もあり、切り離して考えざるを得ないと思う。好みによるとは思うけど、鍼治療などを積極的に取り入れたいと考える人には価値の有る選択肢かも知れない。

アメリカの病院からセカンドオピニオンを(MSKその1)

Memorial Sloan Kettering Cancer Center (メモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター)以下MSKと省略します。
ニューヨークに有るこの病院は全米トップクラスの有名ながん専門の病院。

MSKではSecond Opinion by Mail or Emailというサービスをやっていて実際に出向かないでも必要な診療情報を送ればセカンドオピニオンを貰えるサービスをやっています。日本の代行業者もいくつか有るのですが、僕はあえて直接問い合わせしてみました。

僕はgoogle翻訳を併用して何とかできました。
以下、入力画面の動画を作りましたので、 よろしれけば参考にどうぞ。

自分で動画見て気づいた事、Have you received a diagnosis of cancer?(がんの診断を受けていますか?)の所でHave を Howと勘違いしてます、僕。

Are there any detailed you’d like to share …の入力欄に僕が書いた事。

I found swollen thighs in November of 2016 and went to the local hospital but I could not get a clear diagnosis by MRI examination. In January 2017 I was introduced to the Kanagawa prefecture cancer center. This hospital is the cancer center of the highest level in my area. Also one of the hospital which has facility of heavy ion radiotherapy (only 5 hospitals in Japan) The doctor told me that there is a high suspicion of soft tissue sarcoma. after contrast CT scan examination. I had incisional biopsy. The result was that there was no evidence of malignancy and could not be classified as a benign tumor. The doctor said it is “fibrotic mass with adipose tissue” This swollen is getting bigger slowly. Doctor recommend me to have surgery in 1or 2 month later. I would like to know second opinion about this.

<日本語訳>
2016年の11月に太ももに腫れを見つけ近所の病院に行き、MRI検査を受けましたが、ハッキリした診断が得られませんでした。2017年1月に私の住むエリアで最高レベルのがん専門病院で重粒子線治療施設も有る(日本に5施設しかないうちの一つ)神奈川県立がんセンターを紹介されました。
※MSK側が神奈川県立がんセンターの規模を理解しているか分からないので、重粒子線治療施設の事を付け加えてみました。
主治医は造影CTの結果を見て軟部肉腫の疑いがあると言いました。そして切開生検術による病理検査を受けました。病理検査の結果は ”悪性を示す根拠なし” そして良性の腫瘍にも分類できないと言うものでした。医師はそれを「脂肪性組織を伴った繊維組織」と言っています。
腫れは現在も徐々に拡大しています。主治医には1、2ヶ月中に手術を受ける事を勧められています。私はこの病気についてセカンドオピニオンを頂きたいです。
<以上>

後で見直すとおかしな部分も多々有るのですが、こんな感じでも返事はもらえました。
今気づいた事は(紹介された)introduced ではなくreferedを使うべきだったようです。

無料で使えるオンライン自動添削サービスも有ったと後で思い出した。
https://www.onlinecorrection.com/

有料の英文添削サービスや翻訳サービスを利用すれば間違いないとは思いますが、後で病院からの診断書を翻訳して送らなくてはならないので、この最初のコンタクトはコストを掛けずに自分で考えました。

翌日にはメールの返信が来ました。
続きは追って紹介します。

ニセがん患者

こんにちは、見目です。
ご無沙汰しております。
しばらく沈没しておりましたが、復活します!
ちょっとややこしい病気になりました。
2017年1月より神奈川県立がんセンターに通院しています。

実は「軟部肉腫」と言う筋肉に出来るがんの疑いが有りまして、CTスキャンやMRIなどの検査をして、入院して切開生検術と言う方法で病理検査まで受けました。

結果は「悪性の根拠無し」と言う訳で、がんでは有りませんでした!

そして良性の腫瘍とも違うらしく、あえて言うなら診断は

「左鼠蹊部から大腿部に増大傾向を示す軟部腫瘍を疑わせる病巣がある。
生検の結果は悪性の所見を示すものは無い。
Fibrotic mass with adipose tissue (脂肪組織を伴った線維性組織)」

と言う何とも分かりにくい状況です。生検後は特に治療はせず、がんセンターに通院し2ヶ月に1回CTスキャンで経過観察をしています。

病気の事を聞かれると説明するのに困ります。先生でさえ、ハッキリとした診断が出来ない状況な訳で、ただ徐々に拡大はするが、転移もしてないし、これによって命を失う事は無いでしょう。だから無理に病名を付ける必要も無いでしょう、と言う判断のようです。

僕はあえてこれを「ニセがん」呼ぶ事にしました。ニセとは言え徐々に拡大する病巣の影響はそれなり有ります。近いうちに手術により一部を切除する予定ですが、このニセがん病巣は大腿部の太い血管や神経を巻き込む形で拡大しているため、手術をしても全部を取除く事は不可能と言われています。

最新の放射線治療の重粒子線も一つの選択肢として上がっていますが、僕はこの先しばらく、もしくは一生この病名と付き合って生きていく事になりそうです。
そんな訳で僕なりの付き合い方を模索中です。