アメリカの病院からセカンドオピニオンを(MSKその3)費用の節約

節約できる予想額は20万円以上!その内訳を紹介します。

ニューヨークのメモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター(以下MSKと省略)より、リモートサービスにてセカンドオピニオンを受ける為の費用を紹介します。
この際、代行業者に依頼せずに自分で直接申し込みをすると20万円以上安く済ませる事が可能と考えています。(現時点ではまだ受けていないので確実ではありません)
英語でのやり取りが必要ですが、僕の英語力でどこまでできるかやってみて、そのやりとりを公開するつもりです。
どの程度の英語力が必要か、代行業者が必要か否かの判断材料にできると思います。

予想する費用の内訳は以下の通りです。

1.MSKのリモートセカンドオピニオン費用
US$2,750≒30万円(削減不可)

2.代行業者の手数料
およそ20万円(削減可)

3.診断書の翻訳費
推定10万円(一部削減可)

僕は代行業者を使わず自分で申し込みする予定です。うまく行けば「2.代行業者手数料」を0円にできると考えています。
「3.診断書の翻訳費」は複数の翻訳サービスから見積もりをとって比較してみたいと思います。ランサーズなどのクラウドソーシングでフリーランスの翻訳者も探してみるつもりです。代行業者にすべておまかせした場合より安くできると思います。

実際にやってみて問題にぶつかる事も考えられるのですが、MSKからのリモートセカンドオピニオンに興味のある方にとって有益な情報を公開できればと考えています。

アメリカの病院からセカンドオピニオンを(MSKその2)

MSKより早速返信が来ました。

必要な情報を送ってくださいと言う内容で、そのリストが書かれていました。

  1. Photocopy of the patient’s passport
  2. A recent medical summary from the patient’s physician detailing medical history, current condition, and treatment
  3. All medical reports related to your diagnosis in English
    • Radiology reports from the past 3-6 months
    • Laboratory reports within 14 days
    • All treatment records (chemotherapy and radiation therapy)
    • All operative reports and discharge summaries
  4. A copy of the original pathology report (in the original language) and an English Translation (both the original and the English translation of the pathology report must include the following: patient name, date of birth, specimen number, date of the procedure, and hospital name/address where the procedure was completed)
  5. Cover letter with questions (optional – not all questions may be appropriate to answer remotely)
  6. Fee for remotes services: Please see attached Description of Remote Services. Once we have received your medical records and are prepared to move forward, a link will be provided to you to process the credit card payment online through US bank.
  7. Materials required for Pathology Review:
  • Pathology slides (stained), 10-15 unstained pathology slides or wax paraffin block(s), and a copy of the original reports and the translation in English.
  • When submitting pathology specimens (tissue samples), please make sure to send a copy of the original pathology report and an English translation. Original and English versions of the pathology reports must have the following items listed:
  • Patient’s name
  • Patient’s date of birth
  • Date of surgery
  • Specimen Number
  • Specimen part type
  • Hospital/Laboratory name and return address for material
  1. Materials required for Radiology Review: (2 max. reports issued)
  • Radiology images on a DICOM formatted CD
  • Last two recent Radiology Images per modality (EX: the last two images of CT’s, MR’s, US, X-rays and/or PET’s) with corresponding reports in English (All Radiology Materials Must be in DICOM format or the films) Please make sure to identify on each CD the type of test performed, body part and the date(mo抄訳nth/date/year) when the test was performed.

以下抄訳

1.パスポートのコピー
2.主治医より提供された現在の病状とこれまでの病歴と治療内容の要約
3.診断に関する全てのレポート

⚫画像診断のレポート
⚫14日以内のラボラトリーレポート←直訳すれば研究所の報告書だけど何を指しているのか分からない。
⚫全ての治療記録
⚫手術と退院の記録

4.病理診断書の日本語原文と英訳両方(どちらの書類にも患者名、生年月日、検体番号、日付、検査をした病院名と住所が必要)
5︎.カバーレターと質問(オプション)
6.リモートサービス費用 (診断の準備が出来るとオンライン決済のリンクが送られます。)
7.病理診断用の材料
(スライド、組織標本などの材料と病理診断書の日本語原文と英訳両方)
↑診断書は上記4.と同じ物で良いと思う
1.画像診断の材料(2つまで 例CT, MRI, レントゲン, PET)
DICOM形式の画像データCDまたはフィルム(画像検査の種類、体の部位、日付が必要)
↑なぜか8.でなく1.なのは多分間違いだと思う

ちょっと分かりづらい部分はあるけど、ひとまず県立がんセンターの先生にお願いして診療情報提供書をお願いしました。
通常の国内のセカンドオピニオンの場合と同じ内容の書類を用意して頂き、それをプロに翻訳してもらうつもりです。

それから添付ファイルとしてリモートサービスの料金やオプションなどが書かれたPDFファイルが来ていました。

Description of Remote Services

料金を抜粋すると

The cost of an MSK Remote Second Opinion is $2,750 USD
病理のレビューと画像レビューそして推奨する治療法を書面で送るサービス

MSK Remote Second Opinion with Video Consult is $5,250 USD
ビデオ通話セカンドオピニオンサービス

The cost of a Pathology Consult is $500 USD
病理レビューのみ

advanced pathology testing is necessary, the cost is $1,000 USD
高度な病理レビュー(必要な場合)

それ以外にも、独自の遺伝子スクリーニング検査や、Integrative Medicine Consultと言う統合医療(具体的にはエクササイズや食事、鍼やマッサージなどのアドバイス)などのオプションが有るようです。

僕はが受けてみたいのは、標準的なリモートセカンドオピニオン、または単独の病理レビューです。

また、面白いと思ったのはIntegrative Medicine Consultと言う統合医療相談。日本では民間療法に分類される鍼治療なども選択肢に入るようです。最新の西洋医学的視点で代替医療の様な治療法を取り入れるアドバイスがもらえるかも知れない。おそらく日本では制度的な理由もあり、切り離して考えざるを得ないと思う。好みによるとは思うけど、鍼治療などを積極的に取り入れたいと考える人には価値の有る選択肢かも知れない。

アメリカの病院からセカンドオピニオンを(MSKその1)

Memorial Sloan Kettering Cancer Center (メモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター)以下MSKと省略します。
ニューヨークに有るこの病院は全米トップクラスの有名ながん専門の病院。

MSKではSecond Opinion by Mail or Emailというサービスをやっていて実際に出向かないでも必要な診療情報を送ればセカンドオピニオンを貰えるサービスをやっています。日本の代行業者もいくつか有るのですが、僕はあえて直接問い合わせしてみました。

僕はgoogle翻訳を併用して何とかできました。
以下、入力画面の動画を作りましたので、 よろしれけば参考にどうぞ。

自分で動画見て気づいた事、Have you received a diagnosis of cancer?(がんの診断を受けていますか?)の所でHave を Howと勘違いしてます、僕。

Are there any detailed you’d like to share …の入力欄に僕が書いた事。

I found swollen thighs in November of 2016 and went to the local hospital but I could not get a clear diagnosis by MRI examination. In January 2017 I was introduced to the Kanagawa prefecture cancer center. This hospital is the cancer center of the highest level in my area. Also one of the hospital which has facility of heavy ion radiotherapy (only 5 hospitals in Japan) The doctor told me that there is a high suspicion of soft tissue sarcoma. after contrast CT scan examination. I had incisional biopsy. The result was that there was no evidence of malignancy and could not be classified as a benign tumor. The doctor said it is “fibrotic mass with adipose tissue” This swollen is getting bigger slowly. Doctor recommend me to have surgery in 1or 2 month later. I would like to know second opinion about this.

<日本語訳>
2016年の11月に太ももに腫れを見つけ近所の病院に行き、MRI検査を受けましたが、ハッキリした診断が得られませんでした。2017年1月に私の住むエリアで最高レベルのがん専門病院で重粒子線治療施設も有る(日本に5施設しかないうちの一つ)神奈川県立がんセンターを紹介されました。
※MSK側が神奈川県立がんセンターの規模を理解しているか分からないので、重粒子線治療施設の事を付け加えてみました。
主治医は造影CTの結果を見て軟部肉腫の疑いがあると言いました。そして切開生検術による病理検査を受けました。病理検査の結果は ”悪性を示す根拠なし” そして良性の腫瘍にも分類できないと言うものでした。医師はそれを「脂肪性組織を伴った繊維組織」と言っています。
腫れは現在も徐々に拡大しています。主治医には1、2ヶ月中に手術を受ける事を勧められています。私はこの病気についてセカンドオピニオンを頂きたいです。
<以上>

後で見直すとおかしな部分も多々有るのですが、こんな感じでも返事はもらえました。
今気づいた事は(紹介された)introduced ではなくreferedを使うべきだったようです。

無料で使えるオンライン自動添削サービスも有ったと後で思い出した。
https://www.onlinecorrection.com/

有料の英文添削サービスや翻訳サービスを利用すれば間違いないとは思いますが、後で病院からの診断書を翻訳して送らなくてはならないので、この最初のコンタクトはコストを掛けずに自分で考えました。

翌日にはメールの返信が来ました。
続きは追って紹介します。