ニセがん患者

こんにちは、見目です。
ご無沙汰しております。
しばらく沈没しておりましたが、復活します!
ちょっとややこしい病気になりました。
2017年1月より神奈川県立がんセンターに通院しています。

実は「軟部肉腫」と言う筋肉に出来るがんの疑いが有りまして、CTスキャンやMRIなどの検査をして、入院して切開生検術と言う方法で病理検査まで受けました。

結果は「悪性の根拠無し」と言う訳で、がんでは有りませんでした!

そして良性の腫瘍とも違うらしく、あえて言うなら診断は

「左鼠蹊部から大腿部に増大傾向を示す軟部腫瘍を疑わせる病巣がある。
生検の結果は悪性の所見を示すものは無い。
Fibrotic mass with adipose tissue (脂肪組織を伴った線維性組織)」

と言う何とも分かりにくい状況です。生検後は特に治療はせず、がんセンターに通院し2ヶ月に1回CTスキャンで経過観察をしています。

病気の事を聞かれると説明するのに困ります。先生でさえ、ハッキリとした診断が出来ない状況な訳で、ただ徐々に拡大はするが、転移もしてないし、これによって命を失う事は無いでしょう。だから無理に病名を付ける必要も無いでしょう、と言う判断のようです。

僕はあえてこれを「ニセがん」呼ぶ事にしました。ニセとは言え徐々に拡大する病巣の影響はそれなり有ります。近いうちに手術により一部を切除する予定ですが、このニセがん病巣は大腿部の太い血管や神経を巻き込む形で拡大しているため、手術をしても全部を取除く事は不可能と言われています。

最新の放射線治療の重粒子線も一つの選択肢として上がっていますが、僕はこの先しばらく、もしくは一生この病名と付き合って生きていく事になりそうです。
そんな訳で僕なりの付き合い方を模索中です。

ケンモクタカトシ

見目隆俊(ケンモク タカトシ)と申します。 グラフィックデザインの仕事を生業としていた時もありましたが、現在は色々やってどうにか暮らしてます。 若い頃はモトクロスにどっぷりハマっていました。オーストラリアに住んでモトクロスレースに出たりもしていました。 (ただのアマチュアライダーです) 現在左足大腿部に高分化脂肪肉腫(硬化型)という病気があり治療中です。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です